2012/12/16

作り手と受け手の想い


朝の陽の光を受け色彩豊かなたくさんのギャッベはより一層の鮮やかさで輝いているようです。その中でもひときわ絵柄が細やかで全体にかかったグラデーションも緩やかに流れるように描かれているものがあります。それらは芸術作品と言っても良い程で絵画のような美しさです。羊がその一生で初めて刈られる毛の中でも特に柔らかい毛のみを選んで織られる“カシュクリ”はとりわけ繊細。光に照らされるとまるでシルクのように変化する光沢感が綺麗で細く柔らかな毛糸は目を詰めて織り上げる事で滑らかな肌触りを生み出します。時間も手間も惜しまずに丁寧に作られた事を想うと作り手への感謝の気持ちが自然と湧いてきます。

ギャッベと暮らす冬支度
12/15(Sat) - 12/21(Fri)

haus&terrasse